秋に乾燥を感じやすくなる理由

気のせいではなく、空気は実際に乾いていきます。気象庁が公表している東京の平年値(1991〜2020年)を見ると、平均湿度は9月の75%から、10月は71%、11月は64%、12月は56%と、秋から冬にかけて下がっていきます。

月(東京の平年値)平均気温平均湿度
9月23.3℃75%
10月18.0℃71%
11月12.5℃64%
12月7.7℃56%

※出典:気象庁「過去の気象データ」東京の平年値。地域や年によって実際の値は異なります。

気温が下がると、汗や皮脂の量も夏より落ち着いてきます。そこに冷たい風や、そろそろ使いはじめるエアコンの暖房が加わると、肌も唇も乾きやすくなります。とくに唇は皮膚がうすく、皮脂腺もほとんどないため、季節の変わり目のサインが出やすい場所です。

ここからは、「肌」「日中の唇」「夜の唇」の3つに分けて、取り入れやすいアイテムを見ていきます。どれも韓国のブランドで、日本のAmazonでも公式ショップから購入できます。

肌に:トリデン ダイブインマスク

ソファでシートマスクをしながら、窓の外を眺める女性
シートマスクをしながら、ひと息つく時間(AIで生成したイメージです)

トリデン(Torriden)は、韓国のスキンケアブランドです。「ダイブイン」シリーズは、ヒアルロン酸を軸にした保湿ラインで、なかでもセラムが人気。このマスクは、そのセラムの考え方をシートマスクにしたアイテムです。

メーカーの案内では、分子の大きさが異なる5種類のヒアルロン酸(保湿成分)に、パンテノールやアラントイン(いずれも肌を整える成分)を組み合わせています。シートはヴィーガン認証のセルロース素材で、やわらかく、顔にぴたりと沿うのが特徴です。

使い方のポイント

  1. 洗顔後、化粧水で肌を整えてからシートを広げ、目・鼻・口の位置を合わせてのせます。
  2. メーカーの案内にある15〜20分を目安に置いて、はがします。
  3. 肌に残った美容液は、手のひらで押さえるようになじませ、いつもの乳液やクリームで仕上げます。

「長く置くほどいい」わけではありません

シートが乾いてくるまで置きっぱなしにするより、表示の時間を守るのがおすすめです。お風呂上がりにのせて、髪を乾かしているあいだに外す。それくらいの気軽さで続けられるのが、シートマスクのいいところです。

毎日使うかどうかは、製品の表示を目安にしてください。肌の調子は日によって変わるので、「今日は乾燥が気になるな」という日に取り入れるくらいでも十分です。

トリデン ダイブインマスク(10枚入)

  • 5種類のヒアルロン酸(保湿成分)を配合したシートマスク
  • やわらかく密着するセルロースシート
  • 使用時間の目安は15〜20分
Amazonでトリデン ダイブインマスクを見る※ 価格・在庫・レビューは商品ページでご確認ください

日中の唇に:ロムアンド ジューシーラスティングティント

ツヤのあるリップティントを唇の中央にのせる女性の口もと
ティントは唇の中央から、少しずつ(AIで生成したイメージです)

乾燥する季節は、つい色ものから遠ざかりがちです。でも、顔色を明るく見せてくれるリップは、秋冬こそ手放したくないもの。そこで選びたいのが、ツヤのある仕上がりのティントです。

ロムアンド(rom&nd)は、韓国のメイクブランド。ジューシーラスティングティントは、ブランドを代表するリップのひとつで、日本のドラッグストアでもよく見かけます。メーカーは「果実のようにみずみずしく輝く唇」をコンセプトに、砂糖をコーティングしたようなクリアなツヤと、色持ちのよさを打ち出しています。マットなリップよりも、唇がかさついて見えにくいのがうれしいところです。

乾いた唇にティントを塗ると、どうなる?

ただ、ひとつ困ることがあります。乾いてカサついた唇にティントを塗ると、めくれた皮のところにだけ色がたまって、縦じわや皮むけがかえって目立ってしまうのです。鏡を見て「あれ、朝はきれいに塗れたはずなのに」と思った経験がある方も多いのではないでしょうか。せっかくのツヤも、これでは半減してしまいます。

つまり、ティントをきれいに見せるいちばんの近道は、塗る前の唇の状態を整えておくこと。朝のちょっとした工夫と、前の晩のケアがものをいいます。

乾燥する季節の使い方

  • 先にリップクリームで整える。唇が乾いているときは、ティントの前に保湿用のリップクリームを薄く塗り、少し時間をおいてからティッシュで軽く押さえ、そのあとに重ねます。
  • 内側から、ぼかすように。唇の中央に置いて、指で外側へなじませると、色ムラが目立ちにくく、自然に仕上がります。
  • 荒れている日は無理をしない。ティントが合うかどうかは人それぞれです。皮がめくれている、ひりつくといった日は、色ものはお休みして保湿を優先しましょう。

カラーは豊富で、Amazonのリンク先は「#12 チェリーボム」。色によって印象がかなり変わるので、購入前に商品ページの色見本も確認してみてください。

ロムアンド ジューシーラスティングティント #12 チェリーボム

  • クリアなツヤが出る、韓国発のリップティント
  • 色持ちのよさを打ち出したロングセラー
  • カラーバリエーションが豊富
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夜の唇に:ラネージュ リップスリーピングマスク

枕に頬をあずけて眠る女性の口もと
眠っているあいだも、唇のうるおいを守りたい(AIで生成したイメージです)

ティントをきれいにのせたいなら、準備は前の晩から。日中は飲んだり話したりで、リップクリームはどうしても取れてしまいます。だからこそ、唇のケアの本番は、何もしなくていい寝ている時間です。そこで頼りになるのが、韓国のスキンケアブランド、ラネージュ(LANEIGE)のリップスリーピングマスクです。「寝ている間の唇ケア」という使い方を広めた、定番中の定番といえるアイテムです。

メーカーの案内によると、こっくりとしたテクスチャーで唇をやわらかく包み、うるおいを届けるのが特徴。ザクロやブドウなどの果汁を使ったベリーの保湿成分を配合し、甘いベリーの香りがします。付属のスパチュラですくって使うタイプです。

使い方のポイント

  1. 夜のスキンケアの最後、寝る直前に、唇全体にたっぷりと塗ります。薄く塗るより、「少し多いかな」くらいがちょうどいい量です。
  2. 翌朝は、ティッシュで軽く押さえるようにオフします。こすらないのがポイントです。

「日中にも使えるの?」と気になる方もいると思いますが、メーカーが案内している使い方は、あくまで寝る前です。日中は、持ち歩きやすいリップクリームでこまめに塗り直すほうが手軽です。

朝の唇がやわらかいと、日中のティントもきれいにのりやすくなります。夜のリップマスクと、日中のティント。この2つは、セットで考えると使いやすい組み合わせです。

ラネージュ リップスリーピングマスク ベリー 20g

  • 寝る前に塗る、夜用のリップマスク
  • こっくりとしたテクスチャーで唇を包み込む
  • ベリーの香り、スパチュラ付き
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3つを組み合わせた、秋の夜のケアの流れ

毎日すべてをやる必要はありません。「乾燥が気になる日は、シートマスクをプラスする」くらいの気持ちで十分です。

  1. 洗顔・クレンジング
  2. 化粧水(導入美容液を使っている場合は、その後に)
  3. シートマスク(15〜20分を目安に)
  4. 乳液・クリームで仕上げる
  5. 寝る直前にリップスリーピングマスク

そして翌朝、唇をティッシュで軽く整えてから、リップクリーム、ティントの順に。

新しいアイテムを使いはじめるときは、一度にいくつも変えず、ひとつずつ試すのがおすすめです。赤みやかゆみ、刺激を感じたときは使用をやめ、気になる場合は皮膚科医に相談してください。

夜と朝のケアがつながっていると、季節の変わり目も少しだけ楽になります。本格的に寒くなる前に、気になるものからひとつ、試してみてください。